インフルには解熱後2日まで注意と加湿清浄機の利用

大気や水、土壌、人も含めた動物などの環境の中に存在する病原性の微生物が体内に入ることでかかる疾患を「感染症」と言います。
感染症を引き起こす微生物のことは病原体と呼んでおり、細菌やウイルス、真菌などの他に回虫などの寄生虫によって起こる寄生虫症も感染症の中に含まれています。
人間にとって身近な感染症としては風邪やインフルエンザがありますが、風邪は主にウイルスや細菌などが鼻やのどなどの粘膜に感染することで発症し、インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することでかかります。
インフルエンザウイルスには様々な型があり、日本で毎年12月~3月頃に流行する季節性インフルエンザでも、A型インフルエンザウイルスの香港型とソ連型、B型インフルエンザウイルスなど違ったタイプのウイルスが同時に流行することもあるため、1人の人が1年に複数回感染することもある病気です。
インフルエンザウイルスは飛沫感染や接触感染などでうつりますが、インフルエンザにかかった人が他の人にウイルスを感染させる時期は症状出現の1日前から解熱後2日経った頃までとなっています。
そのため、感染拡大を避けるためには患者さんは解熱後2日まではマスクを着用し、人ごみを避けるなどの対策が望まれます。
また、看護する側の家族なども、患者さんの解熱後2日までは感染しないように注意して行動することが大切です。
さて、予防のためにインフルエンザウイルスの活動を抑えたいなら、部屋の温度を20℃前後、湿度は50~60%前後を目安に環境を整えると効果が期待出来るので、加湿清浄機などを利用してみると良いでしょう。
家庭で加湿清浄機を使う場合は、1時間に1度は窓を開けて空気を新鮮なものに入れ替えることや、加湿清浄機の中の掃除をしてカビの発生を防ぐことなどに気をつけてください。
ウイルスに感染する機会を減らし、環境や体調を整えることで感染症を予防しましょう。